近未来の地球は砂嵐が多発し、農業は壊滅。人類の滅亡は時間の問題だった。アメリカ政府は太陽系に発見されたワームホールを使って、人類が移住できる星の探索プロジェクトを極秘にすすめていた。
重力波を操っても限られた人類しか移住できないのでは?何光年も離れた場所へ動画を送れるのか?モールス信号でそんな大データを送れるのか?そもそも主人公はなんでいきなり宇宙に行けるの?などなど、ツッコミどころは多いが、そんなことは気にならない映像のパワーとタイムトラベルによる伏線回収力が、この作品にはある。誰も見たことのない映像を作り出し、ありえない現実を観衆に信じさせてしまうのはクリストファー・ノーランの得意技。
ワームホールやブラックホール、5次元空間、重力波を映像化したという点で歴史に残る作品だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新感覚
- 感想投稿日 : 2019年1月24日
- 読了日 : 2019年1月24日
- 本棚登録日 : 2019年1月24日
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