ラストになると、もう読者は間違いなくドン・キホーテとサンチョのことが好きになっているはずです。彼は確かに狂気を抱いていますが、誠実で、利他的で、知的で、ユーモラスで、魅力に溢れています。そのキャラの魅力と、メタ視点の構造が合間って、とんでもない傑作です。タイトルを知っているだけで人生終わらなくて本当に良かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2022年8月11日
- 読了日 : 2022年8月9日
- 本棚登録日 : 2022年8月11日
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