昨今のクトゥルフ神話の邪神が萌え化する流れは正直どうなのかなと思う。
この作品も1巻はクトゥルフ色よりも仮想戦記の色のほうが強い(けど萌え系)という不思議なバランスで面白かったんですが、2巻はクトゥルフを売りのワードにしようと表に出してきています。
正直ボクとしてはガッカリしたクチなのですが、あとがきを読むに1巻の反応から方向転換をしたようです。
かと言って、要の(?)軍事ネタが薄くなったかというと、確かに薄くはなってますが、題材がマイナーだからという部分もあって、正直判断しかねるところです。基本撤退戦だし、正直しかたのないところかな。
新キャラも少々増えてきていますが、今ひとつ印象が残ってないというのが正直なところ。ハジメ以外の契約者のバックグラウンドももう少しあっても良かった気がします。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヤングアダルト(新書)
- 感想投稿日 : 2013年8月11日
- 読了日 : 2013年8月11日
- 本棚登録日 : 2013年1月6日
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