電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年4月15日発売)
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本棚登録 : 2516
感想 : 421
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レコード▶CD▶ストリーミングと変遷してきた音楽を例に、電子書籍の登場により本も音楽の同じような道を辿るのかどうかが語られる。

ざっくりいうと、本の持つ一貫した情報量は音楽のストリーミングのような配信の形にはそぐわない。しかし、ビジネスの目で見ると出版業界の衰退は著しいのが事実である。 と言ったところですかね。

すごく読み進めやすい1冊であり、とくに音楽の変遷との対比が良い。終盤の「読者からすれば電子書籍に不利益などひとつも無い」とはほんとにその通りだと思いますね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月10日
読了日 : 2022年10月9日
本棚登録日 : 2022年10月9日

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