晴れたら空に骨まいて (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2020年4月15日発売)
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本棚登録 : 209
感想 : 18
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本書はさまざま形で散骨をされた遺族の方のルポ。
ご本人が望んで…というケースが多いけれど、全体通して残された方の気持ちの整理という意味合いが強いと感じた。

身内を亡くした時、深い悲しみって消えないんだなと気付いた。
日々の暮らしの中で、薄れたと思ってもちょっと奥に移動していただけで突然生々しい感じで襲ってくることがある。

遺骨はお墓に納めて土に還すのがよいとお坊さんは言っていたけど、ちょっぴりいただいているのでいつか私も天気の良い日に故人の好きだった場所にサッと撒いてみたい。


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感想投稿日 : 2023年1月11日
本棚登録日 : 2022年12月22日

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