本書はさまざま形で散骨をされた遺族の方のルポ。
ご本人が望んで…というケースが多いけれど、全体通して残された方の気持ちの整理という意味合いが強いと感じた。
身内を亡くした時、深い悲しみって消えないんだなと気付いた。
日々の暮らしの中で、薄れたと思ってもちょっと奥に移動していただけで突然生々しい感じで襲ってくることがある。
遺骨はお墓に納めて土に還すのがよいとお坊さんは言っていたけど、ちょっぴりいただいているのでいつか私も天気の良い日に故人の好きだった場所にサッと撒いてみたい。
読書状況:いま読んでる
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年1月11日
- 本棚登録日 : 2022年12月22日
みんなの感想をみる