白洲次郎 占領を背負った男

著者 :
  • 講談社 (2005年7月22日発売)
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本棚登録 : 1003
感想 : 128
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近年すっかり有名になってしまった白洲次郎。
日本の戦後史を語る上では欠く事のできない重要人物である彼だが、その過去は意外と知られていないらしい。

いかにして「従順ならざる日本人」が出来上がっていったのか。
次郎の考える「principle」とは何なのか。

少年時代からの記録、記述を参考に、白洲次郎を紐解いていく。

自らの信念を曲げることなく、生涯を通じて「白洲次郎」であり続けた男。
今の時代にすら通用する考え方や、その生き様は、大変魅力的であり、どこかほほえましくもある(当事者からすればたまったものではないかもしれないが)

学ぶことが多い本だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2022年9月11日
読了日 : 2012年11月24日
本棚登録日 : 2012年11月18日

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