獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2009年8月12日発売)
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獣と人の交流よりも、人のもつ業の深さ、卑しさ、醜さが強調されているように感じる。ただ、人の歴史はそういうもので常に守られてきたことは事実。大切なのはそれを受け入れ、そんなものに縛られぬ未来を築くことではないだろうか。とはいえ、本作品の根底にあるのは人と交わることなき獣と、少女の触れあい。とりあえず読め、面白いから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年8月28日
読了日 : 2009年10月29日
本棚登録日 : 2011年5月29日

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