『もし、あの夜、あのホテルに泊まらなければ…どうなっていたでしょうね。』
朝にはホテルを出るはずだった。後腐れのないはずの一夜が終わらない、嫌ですねぇ。
相手の本当の姿と向き合い、自分の本当の気持ちに目を向けざるを得なくなった登場人物達。
6篇からなる連作短編集、うち5篇は女性が主人公です。ラブホテルが舞台の作品ですし
花房さんは官能小説を多数書かれているし…と、読む前は変に構えてしまいましたが
若い女子の気持ち、もう若くない女性の葛藤など、女性心理が細やかに描かれた作品でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
恋愛(ミステリー含む)
- 感想投稿日 : 2018年4月25日
- 読了日 : 2018年1月15日
- 本棚登録日 : 2018年4月25日
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