欧文書体―その背景と使い方 (新デザインガイド)

著者 :
  • 美術出版社 (2005年6月16日発売)
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本棚登録 : 596
感想 : 44
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タイポグラフィの世界にすっかり魅せられています。

欧文って視覚的に本当に美しいですね。
(内包する意味、響きは俄然日本語が好きですけれど)

わたしは別にデザイナーでも何でもなくて
ただただ趣味の範囲での興味だけれど、非常に学びが多い。
実務にも活かせる良書ではないでしょうか。

いつだったか、友人の@Umechusか@KeigoSakatsumeかが
こんなことを呟いていたのを急に思い出しました。
「アートとデザインは全然別のもの。
デザインは明確なコンセプトがあって、
目的達成のための手段である創作活動。」
とかこんな感じの内容だったと思う(あやふやでごめん)。

つまるところ、デザインには構成のひとつひとつに意図があって然るべき。
だから神は細部に宿るわけですね。

本書ではフォントそのものの効果的な活用法を
実例を用いてレクチャーしているわけですから、
デザインを業にしている人はもちろん、わたしみたいなミーハーにも
役立つことこのうえなし、な一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2012年1月23日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年1月23日

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