無花果とムーン

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年10月20日発売)
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本棚登録 : 1347
感想 : 188
4

兄の死と、高3の夏。
思いの外、泣けた。
思春期の思い込みの激しさ、女のコたちの微妙な友情。
秘密。
疎外感、孤独感。
家族の均衡のひとつが欠けただけで、滲み出る脆さ。

突き放されたような、見捨てられたような気持ちに、ものすごく共感できてしまった。

でも、こういう女のコ、周りは振り回されて大変だよね…勝手に兄貴は、テッパンの長兄を連想笑 あの役も銀行マンだったなー笑


今、レビュー読んでみたけど、好き嫌い、すっごい分かれる話かもね…たまたま、入り込める気分だったから、いいけど、全然違うときに読んだら入れないのかも?
キラキラネームな名前とかも気にしないで、お伽話的に読めばよいんだ!と思う…笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年6月16日
読了日 : 2013年6月16日
本棚登録日 : 2013年6月16日

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