女性にとって恋愛とは?結婚とは?出産とは?家族とは?
死とは?
涙腺緩みっぱなしでこんなに泣いた本ははじめてかも
しれません。
亜紀さんの物事の捉え方が私と酷似していて
最初のほうは自分と重ねて読み進めました。
哀しい目にあっている人が今この世界には
何千万人もいて、自分はその人たちのために何もできないでいる。
自分が無力だってことを思い知るのが人生で、
わすかでも別の何かを付け加えていくのが
生きるということなんだって。
私はすごく無力な存在だといまも思っています。
会社でも必要とされていないし、家族はこんなはずじゃなかったとか○○ちゃんはあんなに立派なのにうちの子はどうして?
とか毎日のように聞かされる毎日です。
そんな駄目な人間な私にとって
この言葉はじわりじわりと胸をこみあげる
モノがありました。
本当に救われた気がします。
自分の周囲で起きる出来事をどれもバラバラの偶然と
捉えるより、すべてが一つの意味を持っていると
考えた方が人生はずっとリアルで楽しいと書いてありました。
確かにそうかも。
いま私が抱えている問題すべても、
何か意味があるんじゃないかって思えてきた。
私は深刻に考えすぎてただけかもしれないとも思えてきた。
選べなかった未来、選ばなかった未来
はどこにもなく、未来はひとつも決まっていないし見えやしない。
一つ一つの選択が運命なんだって思えた。
仕事も恋愛も家族関係も親戚関係も
上手くいっているとはいえないけど、
いまという瞬間瞬間を一所懸命生きようと思います。
生き直します!
- 感想投稿日 : 2013年11月10日
- 読了日 : 2013年11月10日
- 本棚登録日 : 2013年11月10日
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