龍の兄弟、Dr.の同志 (講談社X文庫)

  • 講談社 (2009年10月5日発売)
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本棚登録 : 154
感想 : 16
3

同じタイトルシリーズなのにいきなり別主人公のスピンオフでびっくり。順番通りに読まないと今後の話判らないのかなと思ったけどそんな事は全然ありませんでした。全く関係ない話だった。まぁ本編も1冊飛ばして読んだとこで支障ないし気づかないと思うけど(笑)サザエさんとかちびまる子ちゃん的な感じですかねー。ずっと同じやりとりを続けてるだけ。
スピンオフへの持って行き方はかなり強引でした。こじつけすぎて吹いた。本編より読みやすかった気がします。登場人物の、人の話を聞かない、電波度が本編に比べたらまだマシだったからかと。まぁやっぱり聞かないのは聞かないんだけど。価値観のせい宗教のせいと無理矢理納得出来る要素があったし。文章も本編よりは読みやすかった気がします。脚本ていうか羅列っていうか、情緒はやっぱりない。のと目が滑ってるせいか時間がすっ飛ぶような印象でした。何時の間に工事途中の温泉地に行ったの?目の前で掘り当てたの見たんだよね?ワープしたの?一行で済まされたとかでなくその一行すらなかったような。行間で済まされた(笑)見返したら「現実になる」て一言で全て済ましてたのね…。
サメってあんなフランクなんですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL小説
感想投稿日 : 2012年3月8日
読了日 : 2012年3月8日
本棚登録日 : 2012年3月8日

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