自衛隊メンタル教官が教える 人間関係の疲れをとる技術 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2017年9月13日発売)
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すべての悩みは人間関係にある。
悩みは、記憶や経験などの過去の原因から生み出されるものではなく、その人の影の欲求により生じる。(例:親に心配されたいから学校にいけない)
人の評価など気にせず、自分の幸せは、自分で勝ち取るべきである。
アドラーの主張は、自分の行動は自分で責任を持とうということ、つらいが、主体性を取り戻せるので、結局一番楽に生きられる。
対人関係に疲れたら、その対人関係を改善しようと努力するのではなく、まずは自分の疲労を回復させる。
人は何かを学ぼうとする時、真剣に意識して行えば40回で、ただ行動を繰り返す体験も400回もすれば、体が覚えてくれる。
人は、無意識のうちに、自分自身や他人に、人とはこうあるべきという期待を持ち、それと現実とを、比較しながら生活している。
自分を責める気持ちは、反省好きの日本人の特性、無くなることは無い。だから自分ではポジティブすぎると思うくらいに自信を持ち、自責的でない考えする練習そしておくといい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2023年4月15日
読了日 : 2023年4月2日
本棚登録日 : 2023年4月2日

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