続氷点(上) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年7月25日発売)
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本棚登録 : 1611
感想 : 70
4

陽子はルリ子を殺害した殺人犯の
娘ではないことが判明した。

だが、陽子はあまり嬉しくなかった。

自分が不倫の末に生まれ捨てられた子供だった
と知ったからである。

陽子は生みの母親を憎み、
育ての母親の夏枝に対しても少し憎しみを抱く。

そして、陽子は北原とも連絡をほとんどとらなくなる。

しばらく失踪していた松崎由香子が見つかる。
目が見えなくなっていた由香子を
辰子が引き取った。

啓蔵は由香子のことが気になりだす。

進学を躊躇っていた陽子だったが、
やがて徹とおなじ北大を目指す。
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村井の嫌味がさらに増してきた。
嫌な奴すぎる。

夏枝も相変わらずだし、
啓蔵も今度は由香子かぃ!呆れるー。

陽子は変わらずに清い心を持っているなぁと
つくづく思う。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年5月10日
読了日 : 2021年5月9日
本棚登録日 : 2021年4月26日

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