彼らは世界にはなればなれに立っている (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2023年8月24日発売)
3.57
  • (12)
  • (26)
  • (21)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 427
感想 : 29
4

太田愛さんの他作品と作風こそ違えど社会への警鐘という根本は一緒だと感じました

舞台は始まりの町、1人の流れ者が町から姿を消すことから物語は始まる
なぜいなくなったのか、消えなければいけない理由があったのか

「この町は根が傷んでいるんだ、もうずっと以前から。深い所から腐っているのに、みんな気づかないふりをしてそれを認めようとしない。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月10日
読了日 : 2024年4月9日
本棚登録日 : 2024年4月9日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする