面白かった。
純粋で粗いものと、世間との折り合い、と見えました。
神谷さんはすごいのだけど、それでいいのだろうか、と思う自分はやっぱりもう子どもではないんだと思った。
どうか、世間、というものをただ敵と見ないで、
と思っていたので、
ラストはほっとしました。
網を細かくすると余計なものも掬うけど、それも抱えて生きていく。
何者かに、神になる必要はないんだと思う。
最後の漫才は素晴らしかった。
ところどころ本気で笑える掛け合いも、さすがでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年2月14日
- 読了日 : 2017年2月14日
- 本棚登録日 : 2017年2月14日
みんなの感想をみる