この小説はフィクションであるが、主要なエピソードは事実に基づいたものであるし、登場する架空の団体などは実際のモデルが存在する。GEQは阪神大震災やその他スマトラ沖や四川大地震等を指す。日系アメリカ人ジャーナリストが阪神大震災を調査しているうちに、途轍もない事実に気付く。それは911のアメリカ同時多発テロと同じ構造であった。911がとんでもない茶番劇であったことはよく知られたことである。例えばNYで崩壊したビルはツインタワーを含めて3棟であるが、この所有者であるユダヤ系富豪ラリー・シルバースタインはこれらを911の僅か6週間前に手に入れたおかげで、保険金46億ドルを手にしたとか、ツインタワーの崩壊理由をアメリカ政府は飛行機のジェット燃料が燃えてビルの鉄骨が融解し崩壊したと説明したが、鋼鉄の融点は1500度であり、ジェット燃料は1000度以上にはならない(1500度になったらエンジンが溶けてしまう)ことなど矛盾が多く存在する。これと同じように阪神大震災にも多くの不可思議な点が存在するのである。はたして我々は真実にたどり着くことが出来るのだろうか。
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- 感想投稿日 : 2015年1月16日
- 読了日 : 2010年8月30日
- 本棚登録日 : 2010年8月30日
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