元医学生で極道になり放浪した後江戸に戻って町医をやっている宗哲先生の日々のお話。
時代考証や傍証の紹介があいかわらず面白い。
医者稼業にからむ政治と、極道社会の駆け引きと、どちらにも顔が利いてしまうので、望まずとも頼られ話を転がしていくところが、良い設定のキャラクターになっている。
持ち込まれる問題の解決に味があり、それぞれ面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文庫(小説)
- 感想投稿日 : 2011年4月10日
- 読了日 : 2011年4月10日
- 本棚登録日 : 2011年4月10日
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