なにたべた?: 伊藤比呂美+枝元なほみ往復書簡 (中公文庫 い 110-2)

  • 中央公論新社 (2011年1月22日発売)
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本棚登録 : 594
感想 : 39

花田菜々子さんいわく
この本は、詩人と料理研究家の40歳過ぎの女性2人が、仕事に、家庭に、子育てに、恋愛に悩みながら、静かな真夜中の台所でファックスに思いをしたため、送り合ったものの記録なのですが、その内容が本当に素敵。20歳くらいに読んだときは「大人になってもこんなに日々悩んだり苦しんだりするのか」と不思議だったけれど、時が経ち、今では、悩みのない大人より、こんな風に悩みながら自分の人生に向き合い、女友達といっしょに笑ったり泣いたり、人生を思いっきり生きられることの方が素敵なのだと思えるようになった。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: よみたい本
感想投稿日 : 2021年1月3日
本棚登録日 : 2021年1月3日

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