天冥の標Ⅴ: 羊と猿と百掬(ひゃっきく)の銀河 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-16)

著者 :
  • 早川書房 (2011年11月25日発売)
4.10
  • (81)
  • (117)
  • (54)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 785
感想 : 97
5

全10巻のSFシリーズ、ですが、各巻での話のつながりとほとんどなく、登場人物の薄いつながりがあるぐらいなので、どの巻から読んでもOK!と思います。SF好きなら読むは当然、好きでなくても、物語好きなら試してみてほしいシリーズです。今回は、ある惑星の一農民(用語は違えども、悩みはあまり私たちは変わらない)と、「ダダーのノルルスカイン」の物語が交互に語られます。特にノルルスカインの話が燃えた!!この、単位を見よ!という様がまさにSF。何かを超えていく様を目の当たりにできるのが、SFの特色であり、すばらしいですね!説明口調な地の分も、他の巻と違っていて面白かった。次は何を見せてくれるんだろう?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読了
感想投稿日 : 2018年10月15日
読了日 : 2011年12月15日
本棚登録日 : 2018年10月12日

みんなの感想をみる

ツイートする