人類が農業を発明していなくて、まだ狩猟でだけで生計を立てている時代。ワタリガラス族と一緒に暮らしているトラクは、前巻でつけられたある「印」を見つけられてしまい、すべての一族から追放処分を受けてしまう。ウルフだけを道連れにさすらうトラクは、「魂食らい」の罠にはまっていく……。
タイトルから、ええー、と思っていたのだが、もっとええー!な展開。レンの秘密に至っては、あんぐり口をあけるしか……そんな前フリあったのか……これこどもが読んだらトラウマになりそうな話だなあ……。だんだん狂っていってしまうトラクはふびんだけれど、まあ、これも他人を信じられなかったゆえの必然なのかなあ……にしてもあまりにもひどい。今回はウルフ視点も大活躍で、しかも嫉妬してくれちゃったりしてもう萌えです(笑)。楽しかった。
読書状況:読み終わった
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読了
- 感想投稿日 : 2019年1月5日
- 読了日 : 2009年3月17日
- 本棚登録日 : 2018年10月12日
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