24人のビリー・ミリガン 上: ある多重人格者の記録

  • 早川書房 (1992年8月31日発売)
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本棚登録 : 1070
感想 : 92
5

2001/3/3
非常におもしろかった。これがノンフィク
ションだとしたら、これほど興味深いことはない。この本を読んで思ったのは多重人格者には、個有の内部社会が存在するということだ。それぞれの人格が一定(一部)の感情や思考をつかさどり、場面ごとにその役割に適任の人格が出てくる。
人格どうしにはルールや秩序があり、保ゴ者別支導者に意識を持つことをコントロールされていた。その全ての人格の能力が続
合されたなら、主人格のビリーはすばらしい才能の持ち主になるだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(外国人作家)
感想投稿日 : 2023年3月19日
読了日 : 2001年3月3日
本棚登録日 : 2010年7月4日

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