気持ちが少しざらついていて、本棚のお掃除をしました。
本書でも、ちさちゃんが言っていますが、
お掃除はいいですね。すっきりします。
そして目に飛び込んできたのが、このきなりのセーター。
さみちゃんに会いたくなって、再読です。
枯れかけた植物のようだったさみちゃんが、
元気を取り戻していく姿。
やわらかな言葉と、毛糸のぬくもりに包まれて、
今回も、心がゆっくりと澄んでいく感じがしました。
”ときぐすり”とでもいうんでしょうか…。
同じところにとどまっているようでも、
少しずつ、なにかしら変わっているんですよね…。
一目一目、丁寧に編み進め、
間違いに気づいたら、そこでいさぎよくほどき、戻ってやりなおす。
そのくりかえし…。
そしていつしか形になっていく。
松本さんのような、おばあちゃんになりたい。
一番好きな、きなりの糸で編み物がしたくなる。
そしてやっぱり玉子サンドが食べたくなりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
あ行
- 感想投稿日 : 2016年3月15日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年3月15日
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コメント 2件
azu-azumyさんのコメント
2016/03/18
杜のうさこさんのコメント
2016/03/19