主人公は、パンが大好きな優子
育ての母・”ミドリさん”と仲良く暮らしている。
亡くなった生みの母を”聡子”と称する優子には驚きました。
母親の記憶がほとんど無いからといっても…。
と読んでいたら、突如出現した母・聡子。
真実をどうしても伝えたかったんでしょうね。
ミドリさん、いいお母さん。
血がつながりの有無なんて関係ないのかもね。
そして家庭教師の美和がくれた「うさぎのぬいぐるみ」
優子の宝物だったぬいぐるみ。
うさぎパンの記憶とともによみがえる母・聡子の愛にほろり。
その”幸せのうさぎ”はきっと聡子からの贈り物。
それにしても、優子と富田の恋が微笑ましくてね~。
二人のパン屋さんめぐりが、なんともかわいくてたまりませんでした。
なんとなく気になる男子が、特別な存在に変わっていく瞬間のきらめき。
同じ教室に好きな男の子がいるだけで、
学校に行くのが楽しかったなぁ。
あの頃のくすぐったいときめきを思い出して
胸がきゅんとしました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
た行
- 感想投稿日 : 2016年1月14日
- 読了日 : 2016年1月14日
- 本棚登録日 : 2016年1月7日
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コメント 2件
あいさんのコメント
2016/01/15
杜のうさこさんのコメント
2016/01/15