劇場で観てきたときにはすぐにうまく消化ができず、数時間かけてやっと胸におさめることができました。人間には「物語(おはなし)」が必要なのです。
今回DVDを購入して手許に置きますが、実はもう観る勇気はない。
こう描き、こう語ることで聖められ、鎮められるもの。アンデルセンの「マッチ売りの少女」はこう終わっています。「けれども、少女がどんなに美しいものを見たか、またどんなに輝かしい光の中でおばあさんと共に新年の喜びをお祝いしにいったか、だれひとり知っているものはありませんでした。」 愛惜をこめて★5つ。
読書状況:読み終わった
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よい子は見てはいけません
- 感想投稿日 : 2008年8月19日
- 読了日 : 2012年5月3日
- 本棚登録日 : 2008年8月19日
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