前半は、ただひたすらに耐える男雅雪の過去が分からず、重苦しい不安を抱えながら読み進める。
すぐに自分を悪者にして、謝ることで物事を対処する雅雪にもやもやするが、そんな雅雪に優しくも厳しい言葉をくれる人が周りにいてくれるのが救いだ。
過去の出来事が語られ始めてからは、物語が動き始め、どんどん引き込まれていく。
個人的には、簡単に感想がまとめられない、色々な思いが胸の中に溢れる作品だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月17日
- 読了日 : 2021年4月17日
- 本棚登録日 : 2021年4月17日
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