本日は大安なり

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年2月26日発売)
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感想 : 817
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先の展開が気になりすぎて、あっという間に読み終わりました。

大安でも問題が起こる時は起こる!

同時進行で進む、当日に結婚式を挙げる4組の新郎新婦のお話。
特に、一卵性双生児のそっくり姉妹の加賀山妃美佳と鞠香のお話が
お互いが嫉妬や執着などで拗らせすぎてて、人間味あって面白かったです。
親でも騙せるくらいに似ている双子姉妹でも、すぐに結婚相手の妃美佳だと認識できる映一さんはただただ凄い…!

ウエディングプランナーの山井さんの仕事に対するプライドがとてもカッコ良かったです。

相手の考えてることなんて分からないんですよね。
辻村深月さんってそういう細かいこと、すれ違いとか複雑な感情を書いてる多いイメージあります。
それがなかなか面白いんですよね〜

ハッピーエンド万歳!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年8月3日
読了日 : 2023年8月3日
本棚登録日 : 2023年7月9日

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