本を読みながら、そして本を読んだあと
じんわりと温かな気持ちがこんなに心を包むなんて!
ピアノ調律師となる青年の成長を描いた小説
すごい大事件が起こるとか
どんでん返しがラストに待っているとか
ショッキングな過去があるとか
ではなく、
人が何を思い、何に”生きる”かということをじんわりと感じることができて
仕事を始めた時に感じたもやもやとしたことやら
夢をかなえながらも自分に自信がなくて落ち込んだこと
そんなことを読みながらふわふわと思い出してしまった。
行間から音が流れる小説というのだろうか
ピアノの音が恋しくて仕方がなくなってしまった
そして森
ページをめくるたびに森の香りを感じるような…
もしも自分の行く道に迷っている人がいたら
この本をぜひともおすすめしたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年4月26日
- 読了日 : 2019年4月26日
- 本棚登録日 : 2019年4月26日
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