著者の小説のほうはまったく読んだことがない。けど、この講義は面白かった。
ゴーゴリの『死せる魂』の冒頭が引用されていて、引き込まれて早速注文。
『ドン・キホーテ』と『ボヴァリー夫人』と『白痴』が、キリストのパロディという一点で繋がってなるほどと納得。近代小説はもはや、小説そのものを疑うことでしか成立しなくなった、ということがわかりやすく説明してある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エトセトラ
- 感想投稿日 : 2012年1月12日
- 読了日 : 2012年1月12日
- 本棚登録日 : 2012年1月12日
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