舌の記憶 (新潮文庫 つ 22-2)

著者 :
  • 新潮社 (2007年7月1日発売)
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本棚登録 : 110
感想 : 15
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季節折々の味覚が懐かしく思い出される、少女の思い出。

およそ一般家庭とは言えないけれど、食の記憶は少女時代の思い出として確かに息づいている。幸せか、と判断できるものではないけれど、彼女を作り上げたのは、懐かしく思い出される、少女時代の食のすべて。

「寄せ鍋嫌い」にはっとした。ごたごたと具がたくさん入っている鍋、誰もが好きだと思っていた、でも、痛みを感じる人もいる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 914: 評論. エッセイ. 随筆
感想投稿日 : 2014年10月27日
読了日 : 2014年10月17日
本棚登録日 : 2014年10月27日

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