ストーリーはざらりと感触を残す。
朝倉さんの作品に、
そういう読後感を抱いたことはなかったので、
驚きました。
嫌な人たちが出てくるんだよなあ、
でもその嫌悪感が乖離していない、ということは、
リアリティとして、作品が傍にあるような、
きっかけがあるのです。
お姉さんの負い目も、
妹さんの不足も、
泣けてきた。
好きになった相手を「入り用になる」と
表現すること、
そして、そういう言葉を選ぶこと。
妹さんの選択が「そんなはずない」んだよなあ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年2月23日
- 読了日 : 2015年2月23日
- 本棚登録日 : 2015年2月23日
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