今までの断片的な中国に関する知識が、客観的事実を基に一連の繋がりをもって再確認することができた。共産党が実権を握り百年足らず。それ以前の中国史にも見られる権力構想の歴史。国の幹部が民衆を私権化し、自らの利益のみを優先する事の可能な社会システムは悲劇だが、今の中国は、この方式が民間企業の幹部にまで及ぶ。システムの問題とはいえ、この国の腐敗は根深い。領土の話にしても、まともな議論が成り立ちはしないだろう。
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- 感想投稿日 : 2013年10月13日
- 読了日 : 2013年10月12日
- 本棚登録日 : 2013年10月12日
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