時間都市 (創元推理文庫 629-6)

  • 東京創元社 (1969年5月30日発売)
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本棚登録 : 131
感想 : 11
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遠未来。時計のなくなった都市、いつからかそこにある壁、詩を自分で作らなくなった詩人たちへのミューズの訪れ、精神病院がなくなってからの狂気の世界、歌う花たち。最後の短編「時間の庭」が美しい。

レイ・ブラッドベリから少し詩の要素を抜き、フィリップ・K・ディックを少し上品にしたような短編集。世界観がものすごくいい。

「最後の秒読み」は、これはデスノートのある意味原作では。と思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF 海外
感想投稿日 : 2010年6月21日
読了日 : 2010年6月21日
本棚登録日 : 2010年6月21日

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