世代じゃないけど萩岩睦美さんの絵が上手でとても好きで、つい手にとってしまう。
そして昭和の作品だけあって、こんなに可愛い世界観なのに肥溜めやオナラや「オカメのオハナさんでも嫁にもろとくんじゃった」と嘆く和尚さんなどが土に根付いていて非常に好感がもてる。
これはくらもちふさこさんや、おそらく髙橋由香利さんなど、昭和から活躍する作家に共通する愉快さ、元気さで、平成に入って私たちの世代が漫画を読むようになってから消えてしまった(少なくとも少女漫画からは)ものである。
りぼん60周年の展覧会でドンピシャの企画をして下さり、集英社に感謝しているけれど、萩岩睦美さんや陸奥A子さんなども特集して欲しいという要望はあったのではなかろうか。「りぼん」そのもののファンとしては、そちらも是非やっていただきたい。必ず行くから。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2020年12月24日
- 読了日 : 2020年12月24日
- 本棚登録日 : 2020年12月24日
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