違国日記 5 (フィールコミックス FCswing)

  • 祥伝社 (2019年12月7日発売)
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本棚登録 : 1228
感想 : 44
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今回もずっしりみっしりした内容でした。
泣いたよ、、、、そりゃもうわんわんと泣いた。
とりあえず胸にくる台詞を箇条書き

◉『自分が完璧を提出してたら まわりも同じようにできるはずだって思っちゃダメだよ』by笠町くん上司
◉『それは大きな穴を覗き込むような作業で その穴の底には本当は母はわたしを愛していなかったのではないか っという怪物めいた恐怖が潜んでいたのだった』朝
◉『孤独は彼女に寄り添うのに わたしにはちっとも優しくなかった わたしは絶対に正しい真実を欲しがったのに彼女は決してそういうものを示さなかった』朝
◉『なぜわたしの欲しい嘘を知っているのに たとえその場しのぎでも決してくれないのだろう なぜ?』朝
この最後の台詞で私の涙腺も崩壊、、、

ファミレスでえみりと朝が話してるのを見て全体的に朝は(当然なんだけど)子供だなあと。
えみりにひつこく恋話をしてみたり、まきおのことを『変』と縛るのも悪気があるわけじゃないのはわかるけど、、特有の無知さというか。彼女のそういう雑さ無知さは強みにも勿論なるだろうけど、人を傷つけてしまうだろうな。

笠町くん上司の台詞『自分が完璧を〜』は、頭をガツンとやられた、、。ショックだった。

後半は朝が母親の日記を読んでザワザワしとるんだけど
自分に足りない欠けたものにふわっと気づき始めてムシャクシャしよる。やっとやな…
まきおちゃんと話し合いをするもどうにもおさまらんけど、やっとやっと両親の死を体に落とし込めたように見えた。
毎回ハッとする台詞と展開で圧倒される、、、
あー、、感想書いてても重たいわ

読書状況:読みたい 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年2月1日
本棚登録日 : 2019年11月15日

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