ミチオが過去と決別する物語であった。ラストは救いのある終わり方であると思った。このままではダメだと無意識に感じていたミチオは今を終わらせるために家を燃やすという手段に出た。そこで死ぬつもりだったが、母と父の本当の意味での愛による行動によって命を救われた。これはミチオにとって辛い過去を清算し、未来に進むために必要な出来事であったのではないだろうか。
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- 感想投稿日 : 2024年2月2日
- 読了日 : 2024年2月2日
- 本棚登録日 : 2024年2月2日
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