チアガ-ルブル-ス (二見文庫 ハ 7-14 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房 (2005年12月1日発売)
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本棚登録 : 110
感想 : 23
3

元チアリーダーでジムを経営するヒロインと元プロフットボール選手で現警部補のヒーロー。
経営するジムの駐車場で殺人事件に巻き込まれたヒロインはーー。

本編はずっとヒロインの一人称。
軽快な語り口で所々クスッと笑える。
ヒーローはロマンチックさがなく、なんでも行為に丸め込もうとするところはどうかと思うが頼り甲斐はある。

しかし何より元夫の人でなし感が一番腹立たしい。
愛する妻を守るためとはいえ元妻を手に掛けようとし
悪いとも思っていない様子。
自分の体面、愛する妻>>元妻の命
妻を殺人者にするくらいなら自分でってこと?
こんなただの痴話喧嘩に巻き込まれて何度も死にかけるヒロインが不憫…(しかしわりと軽傷)。

2005年。


【追記】
続編『ゴージャス ナイト』も一緒に買ったので読もうとしたけど挫折…
本作が好みじゃない人にはお勧めできない…
(何であんな評価高いんだろう…)
リンダ・ハワードもっと読みたいけど当たり外れがありそうで作品選びが難しい…
今のところ90年代の作品が好みなのかな…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ロマンス
感想投稿日 : 2017年7月20日
読了日 : 2017年7月20日
本棚登録日 : 2017年7月20日

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