浦島太郎の文学史―恋愛小説の発生 (五柳叢書)

著者 :
  • 五柳書院
3.30
  • (1)
  • (1)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 5
5

『村落伝承論』に続いて五柳書院の小川康彦さんに出してもらった2冊目の単著です。「朝日新聞」に書評が出たおかげもあって売れました。しばらくは五柳書院の電話が鳴りっぱなしだったと聞きました。昔話の代表と考えられている「浦島太郎」というのは、いわゆる伝承昔話ではなく、7世紀末頃に伊預部馬養という知識人が漢文で書いた神仙伝奇小説であり、日本ではじめて書かれた恋愛ポルノ小説だというのが私の主張です。帯の「浦島太郎の真の姿は神仙思想をもとにしたポルノグラフィーだった」という小川さんのキャッチコピーとエロチックな感じの高橋秀さんの表紙の絵がよかったのだと思います。装訂は『村落で伝承論』に続いて高麗隆彦さん。今も新本でお求めいただけます。現在7刷。五柳叢書15

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 単著
感想投稿日 : 2022年2月19日
読了日 : 2022年2月19日
本棚登録日 : 2022年2月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする