すべての作品を読んだわけではないが、「よろずや平四郎活人剣」は、藤沢周平の円熟期を代表する傑作ではないかと思う。
緊迫感のあるきびきびした展開はいつもどおりだが、従来にまして、軽妙洒脱さが表にあらわれている。
その絶妙な緩み具合がよい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本 :時代小説
- 感想投稿日 : 2017年9月10日
- 読了日 : 2016年1月31日
- 本棚登録日 : 2017年9月10日
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