両親を殺害された三人兄弟が、両親を殺害した犯人に復讐を試みる物語。
読み進めていくうちに、点と点が繋がって線になっていく気持ちになりました。
被害者遺族の報われない気持ちと、犯人の動機が相交わります。
犯罪によって大切な人の命を奪われたのに、自分たちも犯罪を犯す、しかし、犯罪によって悲しい思いをしたからこそ、三人兄弟が犯罪を犯しても1種の免罪切符のような形になっている気もしました。
最後の描写もとても素敵でした。
ここがこう繋がってくるのか〜と思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月3日
- 読了日 : 2023年2月3日
- 本棚登録日 : 2023年1月28日
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