パ-ル判事: 東京裁判批判と絶対平和主義

著者 :
  • 白水社 (2007年7月1日発売)
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感想 : 16

2007年刊行。東京裁判のパール判事に関する人物評伝。いわゆる東京裁判の被告人が刑事法的に無罪だとしても、道義的な非難責任は免れないよ、これがパール氏の真意だ。これが著者の主張。確かに、判決文からは道義の問題は本来的に導き出せるはずはなく、パール氏の他の言行から著者の主張を裏付ける材料も有り得るところ。一読の価値はある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2017年1月10日
読了日 : 2017年1月10日
本棚登録日 : 2017年1月10日

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