著者の年齢や健康状態の関係から、かつての本格的登山から緩めの山歩きや釣りに嗜好が変ったこともあってか、初期の頃のような苛酷な登山の現場での怪談は少なくなっており、それに比例して怪異が起こる前段階の山行の描写が饒舌になっている(2~3冊目辺りから感じてはいたが)。
1冊目の頃のどストレートな怪談、心霊恐怖譚を期待すると退屈だが、その辺りは紀行文、エッセーみたいなものと読めば、自分のような門外漢であってもそう悪いもんでもない。
詳細はこちらに。
https://rene-tennis.blog.ss-blog.jp/2020-05-02
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
実話系怪談
- 感想投稿日 : 2020年5月4日
- 読了日 : 2020年5月2日
- 本棚登録日 : 2020年3月16日
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