著者とタイトルに惹かれて読んだ本だが、主たる内容はやはり著者の登山や山歩きをテーマにした随筆。思ったほど「食べる」ことに多くの字数を割いたものではなかった。
しかしそれでも後悔は無い。
著者独特のなんとも飄々とした語り口で、山、山歩き、その仲間たち、そして家族への信頼や愛情が淡々と綴られているのが良い。
もう60代半ばの高齢になってしまった我が身では、さすがにこれから本格的な登山を始めようとも思わないが、久しぶりに高尾山にでも足を運んでみるか。無理なくほんわかとそう思わせてくれるような一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2024年1月18日
- 読了日 : 2024年1月18日
- 本棚登録日 : 2024年1月18日
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