マイケル・サンデルのこれまでの著書等をまとめることで、彼の理論、ひいてはこれまでの政治哲学の流れまでも総括できるような内容となっている。とても面白い。
マイケル・サンデルの主張(ロールズへの批判など)は、なかなか的を射たものだと思うのだけれど、説得力のある新たな正義論を打ち出しきれてないところが弱い。ここを解決できないと、歴史に名は刻めないかな、という。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2011年5月5日
- 読了日 : 2011年5月5日
- 本棚登録日 : 2011年5月5日
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