続氷点(上) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年7月25日発売)
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本棚登録 : 1629
感想 : 70
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氷点が良かったので続編。
氷点の細かい部分忘れていた所もあったけど、冒頭の方を読むことで思い出すことができた。
自殺未遂をした陽子が、また日々の生活に戻るまで。
周りでも村井は妻と子に出て行かれ、高木はまさかの結婚。失踪していた松崎由香子は失明した状態で見つかる。村井と夏枝はまた何だか嫌な感じだなー。

「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」というジェラール・シャンドリの言葉が出てきて、とても印象的だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月16日
読了日 : 2021年5月16日
本棚登録日 : 2021年5月15日

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