麦ふみクーツェ (新潮文庫)

  • 新潮社 (2005年7月28日発売)
3.87
  • (349)
  • (302)
  • (416)
  • (33)
  • (4)
本棚登録 : 2953
感想 : 300
2

一度読み始めた本は最後まで読む主義のため頑張って読んだけど、自分には理解できない類の本だった。
ただひとつ「音楽のよろこびの大きな部分を合奏のたのしみが占めている。なにかにつながっていること、それをたしかめたい、信じたいがために、音楽家はこれまで、そしてこれからも、楽器を鳴らしつづけるのかもしれない。」という文章は共感できた。また、栗田有起さんの解説「読書とは、文字による合奏に参加することだ。」という言葉には大きな衝撃と共感を感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月30日
読了日 : 2020年9月30日
本棚登録日 : 2020年9月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする