有頂天家族 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2010年8月5日発売)
4.14
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本棚登録 : 14098
感想 : 1221
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タイトルだけ知っていた本だけど、まさか主人公が狸だとは思わなかった。狸と人間と天狗が織りなすファンタジー小説。
森見登美彦さんの本はまだ二冊目だけど、どうも相性が合わないかもしれない。話自体には面白さを感じられても、なぜか文章が頭にうまく入ってこない。なぜだろう。

その中で、「世に蔓延する「悩みごと」は、大きく二つに分けることができる。一つはどうでもよいこと、もう一つはどうにもならぬことである。そして、両者は苦しむだけ損であるという点で変わりはない。」という言葉にはビビッときた。心に刻みたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年12月9日
読了日 : 2020年12月9日
本棚登録日 : 2020年12月5日

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