ガダラの豚 2 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (1996年5月17日発売)
3.98
  • (383)
  • (380)
  • (351)
  • (22)
  • (4)
本棚登録 : 2869
感想 : 180
5

面白い!
久々にこんなに熱中して読んだ。民俗学的な要素も盛り込まれつつ、でもコミカルにテンポよく話が進んでいくところが読みやすい。
呪術の効果とはその文化に根付いてこそのものなのか。娯楽としてのマジックや、または催眠術との違いは?本当の霊能力とは?あとは呪術がその文化・慣習の中で果たす役割とは。そしてその正しさとは。複合的に「超常的なもの」についての問いを投げかけつつも、本筋はアクション混じりの?ミステリーとして話が進んでいくのが不思議な感覚でとても面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年12月5日
読了日 : 2020年11月29日
本棚登録日 : 2020年11月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする