タッポーチョ 太平洋の奇跡 「敵ながら天晴」玉砕の島サイパンで本当にあった感動の物語 (祥伝社黄金文庫)
- 祥伝社 (2011年2月4日発売)
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映画以上に迫力と悲惨さ、繊細さがないまぜになった一冊。大場大尉と戦った米軍兵士が書いているというのも興味深い点。大場大尉との度重なる考察を踏まえてはいるが、やはり、著者の大場隊に対する尊敬の念は文章からひしひしと感じられた。
最後まで自分の部下たちを大切に思う大意の姿と最後の投降シーンは本当に胸がいっぱいになった。
大場隊のように必死に生きた兵士たちがいて、今の日本、私たちがあると思うと、いろいろと考えさせられる作品。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月25日
- 読了日 : 2011年8月8日
- 本棚登録日 : 2013年2月25日
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