人のマイクロバイオータの大きな変更は以下の三回と考えられる
①食物の加熱調理を始めたとき
②農耕を始め、食物が動物中心から植物中心に変わったとき
③抗生物質の利用を開始したとき(70年前)
細菌の種類が大きく異なっていても、ヒト・マイクロバイオームが有する機能はほぼ同じ
・常在する細菌の種類は民族や個人によって大きく異なる
・しかし、発現する遺伝子の機能はほぼ同じ
肥満・アレルギー・I型糖尿病の増加は、幼児期の抗生物質投与によるマイクロバイオーム攪乱が原因である可能性
帝王切開は、子供のマイクロバイオームの構築に影響を与える可能性
・出産時の羊水を通じた腸内細菌の受け渡しの機会を奪う
・腸内細菌は出産直後の母乳にも含まれる
読書状況:いま読んでる
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2020年2月24日
- 本棚登録日 : 2020年2月24日
みんなの感想をみる